記事一覧 特集一覧 amatteとは? 編集室 お問い合わせ
特集 > 島の素顔がみえるとき
2020.06.28

(祝)収穫の日のよろこび

3月に土づくりからはじめた我が家の裏庭の畑、
ついに収穫のときが、やってまいりました。

29歳にしてはじめての挑戦でしたが、(ほぼ)毎日水やりをかかさず、
(ほぼ)毎週草むしりに打ち込み、たくさんの方に助けていただきながら、
なんと無農薬でここまで育ちました。「よろこびも、ひとしお」という言葉は、
こういう時にこそ使うのでしょうか。知らんけど。

 

(はじめて収穫したナス)

 

(トマトは、もう少し)

 

(島の竹を使ったDIY感溢れる?支柱づくり)

 

休日には、職場の同僚たちが覗きに来てくれて、
草むしりや支柱を立てるのを手伝ってくれました。

それから、ある日の朝起きて水やりをしようとすると、
こんな大きな花が咲いていて、驚いたこともありました。

 

(これはズッキーニですが、大きく花を広げていたのはたった1日だけ)

 

こんな小さな変化をよろこび、味わうのも、畑の醍醐味の1つかもしれません。

そして何より嬉しかったのは、我が家のおとなりの畑の師匠こと、
永井さんに、ついに野菜を届けられたことでした。

 

 

今思えば、なんで大根1本だけを、勢い余って永井さん家に持っていったのか、
と悔やまれますが、永井さんがとても喜んでくれたので、よかったかなと思います。

野菜の収穫そのものも嬉しいのですが、次はあの人のところにも野菜を届けたいな、
とか、そんなことを想像しながら、夕方に水やりする時間なんかもいいものです。

そして次に収穫を控える枝豆とトマトで、この夏はますますビールが進みそうです。






山野 靖暁
Yasuaki Yamano

amatte 編集室 / 海士町在住
1991年生まれ、大阪育ち。京都とノルウェーでの大学生活、東京での会社勤めを経て、2018年に縁あって海士町へ移住。今は教育の仕事に携わりながら、島の暮らしを味わう日々。得意料理はだし巻き卵で、吉田修一さんの書くエッセイが好き。

この人の書いた記事をみる



カテゴリー別に一覧をみる
キーワード別に一覧をみる
##amatte##イベント##コミュニティ##企画##編集会議#DIY#あじさい#うっかり#おいしい#おすそわけ#おばあちゃん#お雑煮#ご近所さん#そば#ふるさと納税#まき#みかん#イカ#インタビュー#オープンアイランド#クリエイティブ#シイの実#ジオ#マルシェ#世間話##休日#体験談##商店#図書館#地球#多拠点暮らし#大人の島留学#大地#寄り道#島のワイン#島前高校#島留学#崎みかん#成長#手仕事#手作り#暮らし#####梅しごと#歴史#漁師#産業##移住##節句#自然##観光#観察#農業#通勤#隠岐ユネスコ世界ジオパーク#風景#


2022.02.17
私的な島の図書館だより 「嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書」ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ
「嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書―自閉症者と小説を読む」 ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ 著 岩坂彰 訳 &..
2022.01.10
私的な島の図書館だより 「言葉を離れる」横尾忠則
横尾忠則さんのエッセイ 『言葉を離れる』   この本は広く皆さんにおすすめできません。おすすめは出来..
2021.12.20
私的な島の図書館だより 「その魔球に、まだ名はない」エレン・クレイジス
「その魔球に、まだ名はない」 エレン・クレイジス著       今回読んだのは、..
編集室
お問い合わせ