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2022.02.17

私的な島の図書館だより 「嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書」ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ

「嗅ぐ文学、動く言葉、感じる読書―自閉症者と小説を読む」
ラルフ・ジェームズ・サヴァリーズ 著 岩坂彰 訳

 

 

読書は創作であるか。

最近そのようなことをよく読む気がする。この本にもその点が多い。

本書のP85に「精読(クロース・リーディング)」と呼ぶ読み方に関する記述が出てくる。
意味は〈まるで顕微鏡で覗くかのように。あと何週間、二章ずつ進んだり戻ったり泳ぎ進めよう。〉

本を読むことで、面白い種みたいなものが生まれる。

さまざまな人が何かを読んで、はたまた見て聞いて感じたとった感覚が、またほかの誰かを楽しませる。そんな連続したことが起こるなら、そんないいことはないなってことを想像させる本です。






小室 勇樹
Yuki Omuro

amatte 編集室 / 海士町在住
1984年生まれ、隠岐の島町(旧西郷町)育ち。高校卒業まで隠岐で生活。水産高校で柔道部、農業大学で探検部。図書館とか銭湯、公園みたいなのんびりできる場所が好き。2009年海士町にJターン。2011年より社会福祉法人だんだん さくらの家にて特産品「ふくぎ茶」製造に関わる。

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