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2020.07.19

普段のわくわく 通勤とあじさいとアマガエル

突然ですが、「通勤はエンタメである」という話のつづきです。
以前「栗拾い通勤」を記事にしたのですが、これが梅雨時期になると「あじさいとアマガエル通勤」になります。

 
これだけ言ってしまえば、もうお分かりになると思いますが、あじさいとアマガエルを愛でながらというか、おのずと愛でる通勤になってしまうというのがこの時期です。

「あじさいとアマガエル通勤」には、わたしにとって大切なエピソードがあります。
それはわたしに写真の撮り方を教えてくれた友人がいまして、その人と撮りに出掛けた被写体があじさいでした。あじさいはわたしがリクエストしました。わたしにとってあじさいの魅力は、その花としての魅力と同時に建物や道のそばで咲いているという関係性の魅力でもあります。

そういう魅力的な場所をということで、わたしがお願いしたのが、「アヅマ堂」さんの玄関までのアプローチに咲いているあじさいでした。

わたしはこの場所が大好きです。この場所はわたしの通勤路になるのですが、まずパンがマジでうまいです。あの。買って帰って食べるのですが、「知ってる。おいしいのは知ってるよ」ともう何度も食べてるんだから驚かないと思って、食べるのですが「マジうまいな」とひとりで言っちゃう。そのくらい美味しいです。

話が逸れましたが、友人に撮り方を教えてもらった時、私がまず一枚あじさいを撮って、ほぼ同じ構図で友人が撮りました。その2枚の写真を見比べたときに、友人がとった写真には2匹のアマガエルが写っていました。2枚の葉っぱに段々なって一匹ずつ。私が「気付かなかった」と言うと。友人は「ファインダーを覗いているときにこそ、昆虫やカエルのような小さいものと同じ呼吸になってみて」ということを丁寧に説明してくれました。

その友人の雰囲気とか佇まいもあって、ファインダーを覗いている瞬間、メトロノームの振幅がゆっくりになったような、そんな感覚が実感として感じられて、あぁなるほどみたいな。自分はむしろメトロノーム早くなってたわと思って。
そうなると花の魅力もまた以前とは違うように感じられるようになって、色とか形とかよく見えるようになるみたいなそういう現象がありました。

この時期になると自然とそのことを思い出して、嬉しくなります。
また「アヅマ堂」さんが今年は切り花にしてくれて、そんな気持ちをあじさいと一緒に自宅でも長い間楽しむことができました。
ありがとうございました。





小室 勇樹
Yuki Omuro

amatte 編集室 / 海士町在住
1984年生まれ、隠岐の島町(旧西郷町)育ち。高校卒業まで隠岐で生活。水産高校で柔道部、農業大学で探検部。図書館とか銭湯、公園みたいなのんびりできる場所が好き。2009年海士町にJターン。2011年より社会福祉法人だんだん さくらの家にて特産品「ふくぎ茶」製造に関わる。

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