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2021.10.05

私的な島の図書館だより(本棚‐9月選書)

 

9月はなぜか11冊

1 松江
2 にわとりとたまご
3 世界で一番美しい海のいきもの図鑑
4 辺境・近境
5 振り子で言葉を探るように
6 絵本作家のアトリエ 2
7 ずかんたね 見ながら学習調べてなっとく
8 江戸の家計簿 カラー版
9 ことばの食卓
10 阿佐ケ谷姉妹ののほほんふたり暮らし
11 おつきさまは、よる、なにをしているの?

 

植田正治さんの写真集です。私は松江をもっと好きになりたいと思っています。それは、それが海士や隠岐を好きになることにつながっているような気がするからです。植田正治さんの撮られた松江は、あぁこんな眼差しでこのまちを見つめたいとそう思わせてくれる本になっています。

 

 

昨年にわとりを飼っていまして、単純にそのうつくしさを感じていました。この絵本はにわとりの命を文字を使わずに絵だけで表しています。

 

一ページが黒の背景で、海の生き物の美しさが際立つ構成にになっている。装丁も重厚で贅沢な本。

 

村上春樹の旅行記を読みたい気分ありますよね。この本じゃないんですが、アイラ島のウィスキーの旅行記があって、独特の比喩表現がENTOの景色にも合う気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






小室 勇樹
Yuki Omuro

amatte 編集室 / 海士町在住
1984年生まれ、隠岐の島町(旧西郷町)育ち。高校卒業まで隠岐で生活。水産高校で柔道部、農業大学で探検部。図書館とか銭湯、公園みたいなのんびりできる場所が好き。2009年海士町にJターン。2011年より社会福祉法人だんだん さくらの家にて特産品「ふくぎ茶」製造に関わる。

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