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2020.04.24

ふくぎ茶で一服しませんか

0012 もし海士にお越しになった際は、ふくぎ茶で一息ついてほしい。
島の景色を見ながら。お友達との会話を楽しみながら。その横にふくぎ茶があったらいいなと思っています。

ふくぎ茶の「ふくぎ」とは、クスノキ科のクロモジという樹種の島の呼び名です。島では昔からこの枝葉を薬草茶として、また入浴剤としてお風呂に入れたりして親しまれてきました。
お茶としては爽やかな香りとすっきりした味が特徴的です。色も枝を煮出すタイプのものはピンク色になるのも驚かれます。

また早春に黄色い小花をつけるのですが、山の中の景色でまだ色が少ない中この黄色い小花が目立つので、春の訪れを感じさせてくれる樹でもあります。

わたしはふくぎ茶をつくっている工房である「さくらの家」というところで働いています。ふくぎ茶はおいしいです。しみじみおいしいなと思います。
そしてさくらの家という場所がいい場所です。

今後、amatte見ています」という方がさくらの家を訪ねて来られて、ゆったりとここで一服する。そんなことがあってもいいなと思います。






小室 勇樹
Yuki Omuro

amatte 編集室 / 海士町在住
1984年生まれ、隠岐の島町(旧西郷町)育ち。高校卒業まで隠岐で生活。水産高校で柔道部、農業大学で探検部。図書館とか銭湯、公園みたいなのんびりできる場所が好き。2009年海士町にJターン。2011年より社会福祉法人だんだん さくらの家にて特産品「ふくぎ茶」製造に関わる。

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