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2019.12.04

島と島を結ぶ内航船

0003 内航船(いそかぜ・どうぜん)

隠岐諸島は大きく島後(どうご)と島前(どうぜん)に分かれており、海士町は島前地域に位置します。島前地域には知夫村(知夫里島)、西ノ島町(西ノ島)、海士町(中ノ島)の三島・三町村があります。島後と島前の往来はフェリーもしくは高速船になるのですが、三町村間は「内航船(ないこうせん)」と呼ばれる小さい船で行き来しています。

イメージとしては「バス」のようなもので、海士町にある島根県立隠岐島前高校には、西ノ島からも知夫からも生徒が内航船で通学していますし、海士町民が少し大きな病院に行く必要があれば、西ノ島町にある「島前病院」に内航船で向かいます。

料金はいずれも片道で大人300円(小人100円)。チケットを買って乗ってもいいのですが、プロは現金払い。乗船後に係員が回ってきますので、小銭でお支払いください。少し島民の気分が味わえるかもしれません。

いそかぜの旅客定員は70名。隣の西ノ島まではすいーっと10分程度です。
一方、どうぜんは「フェリーどうぜん」と呼ばれているだけあって、旅客定員は100名でトラックや乗用車も載せることができます。乗用車を載せる場合は、運転手の運賃込みで片道1,000円。

海士町に来られた方はぜひ島民のリアルライフを味わうべく、内航船も利用してみてくださいね。






大野 佳祐
Keisuke Ohno

amatte 編集室 / 海士町在住
1979年生まれ、東京育ち。大学卒業後、早稲田大学に職員として入職。競争的資金獲得などで大学のグローバル化を推進。2010年には内山らとともにプライベートでバングラデシュに180人が学ぶ小学校を建設し、現在も運営に関わる。2014年に海士町に移住し、隠岐島前高校魅力化プロジェクトに参画。2017年に株式会社余白探究集団を起業。

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