0001 菱浦港/キンニャモニャセンター
私たちamatteは「島の勝手口」を名乗っていますが、海士町への正式な玄関は「菱浦港(ひしうらこう)」となり、島にお越しになる際には必ず通ることになります。本土からは高速船レインボージェットで1時間半、フェリーで3時間半で、大きな木造の建物が迎えてくれます。菱浦港からは高速船やフェリーだけでなく、内航船と呼ばれる隠岐島前三町村を行き来する船の港にもなっており、人々の生活を支えています。
この建物は海士町発祥の隠岐民謡「キンニャモニャ踊り」に因んで「キンニャモニャセンター」と呼ばれ、レストランや商店が併設されており、島で最も賑わっている場所と言えます。正式名称は「承久海道キンニャモニャセンター」だそう。(おそらく島民の大半は知らないのでは…)
町中で迷子になったとしても、「キンニャモニャセンターに行きたい」と言えば、行き方を教えてもらえるくらい島のランドマークになっており、旅行者は覚えておくと便利。夏には海士町役場職員お手製ビアガーデンの会場や町内最大のお祭りである「キンニャモニャ祭り」の会場にもなっています。